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784: 名無しの生活暮らしさん 2015/07/15(水)20:27:14 ID:Bzr
16歳の時都合により一人で渡米していた。
小さい和食の食堂でバイトをしてた。
オーナーは日本人のいかにもオカンなおばちゃんで
とても優しくしてくれた。
ある日。一人のお客さんに恋をした。
英語もまともに話せない上にとてもシャイなので
毎日、ランチにやってくるその人を見てるだけだった。
ある日、勇気を出して話かけ名前を聞いた。
驚いた様子の彼だったが、名前を教えてくれて、私の名前も教えてと言われた。
それからカタコトだけど少しづつ会話をするようになった。
「今日の天ぷらおいしいね」とか他愛もない話だが嬉しかった。
しかし、日本にいる母親が危篤で帰国しなければならなくなった。
バイトの最後の日、彼に帰国する事を伝えた。
「さみしくなる」と言われた。
帰国の前日、おばちゃんから急いだ声で電話がかかってきた。
急いでお店に向かったら、涙目のおばちゃんに
カードのついたプレゼントを渡された。
今日も彼がご飯を食べにきたんだけど
帰り際にプレゼントをトレイの上に置いてそのまま帰ったそうだ。




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786: 名無しの生活暮らしさん 2015/07/15(水)20:34:09 ID:Bzr
まるで映画のワンシーンのようだった、とおばちゃんは少し泣いて
あんたも元気でね、とおばちゃんともお別れをした。
それから数十年、私を日本で結婚し子供も成人した。
彼に会おうとは思わないし、もう彼の名前も忘れてしまった。
けど、たまに夫と喧嘩した時、不安になった時、
昔の事を思い出して自分の歩んできた人生の道を確認している。
あの時の淡く恋していた気持ちを思いだすと
自分が何とも未熟で若かったかと思う。
今はもう小娘ではない。
だから、きっと夫と上手くやっていけると思いながら
ちょっといい気分で夫が待てる




799: 名無しの生活暮らしさん 2015/07/15(水)22:01:40 ID:d6K
>>786
とても綺麗な思い出だね
おばちゃんだけど読んでてキュンキュンしたわ
私もこんな思い出が欲しい!

カードにはなんて書いてあったのかしらん




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